[沖縄]レトロ路地が残る金武町の「新開地」を歩いてみた。

はいさい！ラーメン屋に行ったら次郎系ならぬ三郎ラーメン（野菜が一杯）とやらがあり、驚いているkatsuです。

今回は、金武町にあるレトロ路地「新開地」について投稿したいと思います！

金武町は、沖縄にある米軍基地の一つである、「キャンプハンセン」があります。この基地は、海兵隊が駐屯する基地となっていまして、ベトナム戦争時代には多くの米兵が駐屯していたそうで、週末になると、基地のゲートからこの新開地にたくさんの兵隊さんが飲みにやってきてたそうです。今も、当時栄えた歓楽街が残っており、当時ほどではないようですが、その独特な雰囲気を感じることができます。
今回は、国道331号線沿いにある金武町公共駐車場に車を停めて、散策してみました。


新開地にある公園、「アクティブパーク」に隣接する通りにあった「SURF SIDE」というお店。こちらは以前スポーツ用品店だったようですが、今は閉店しているようです。


昼間は、通りを歩く人も観光客以外はほとんどおらず、まるで映画のセットに迷い込んだかのよう。今も営業しているお店もあるようなので、夜になるとまた異なる雰囲気になるのでしょう。

金武町は、田芋が特産品で、金武町キャラクターはそれを連想させる「ターム君」です。

レトロな建物に映える3色の窓。ここ新開地は、BTSのプロモーションビデオにも使われていたらしく、この非現実的な世界観が魅力的だったんでしょうね～。

飲み屋街に欠かせない酒屋小売店さん...しかし、後ほど調べてみるとこちらは閉店しているようです。お酒も陳列されているように見受けられるのですが、残念です...しかし、ポストが旧式で味があります。

サメがビールを飲んでいるアートを発見！サメもストレス発散でしょうか（笑）。

こちら、「BAR CHURA」さんは今も営業しているようです。毎月1日と15日が米兵のペイデイ（給料日）ということで、その日の夜は、米兵さんがたくさん来るようですね～。


こちらは、通りの突き当たりにあるダンスクラブ「SHANGRILA」です。1976年創業の老舗クラブは、1階がプール（ビリヤード）・バー、地下はダンス・クラブと2フロア構成になっているそうです。ここは、夜に来ると完全にアメリカンな雰囲気になっていそうな予感がします（笑）。


こちらは、「ボンサイカフェ・ゴールドホール」。いくつもの車輪のようなデザインが特徴の建物です。この場所はタコライスで有名なキングタコスの創業者である儀保松三さんの邸宅だったようでして、約40年前に南風原から移住して来た儀保さんは邸宅の一部で米軍相手のクラブを経営していたそうです。現在は他の場所に住んでおられるそうですが、40年間コツコツと自ら増設を続けた空間と、中国や東南アジアから集めた調度品、沖縄の流木作品などを好きな人にも見てもらいたいという思いからカフェをオープンさせたそう。




新開地のベンチには、沖縄の貨幣の変遷が分かるペイントがされています。↓は、第二次世界大戦後、1945年から1958年9月まで、米軍占領下の沖縄県や鹿児島県奄美群島（トカラ列島含む）で、通貨として流通したアメリカ軍発行の軍用手票（軍票）といわれるものだと思われます。「B円」と言われているようです。



なかなかダイナミックなところにある建物（汗）。

そして、国道330号に再び出て参りました。「金武町社交街」というゲートが今も建っております。

今も、歓楽街として存在している金武町の「新開地」でした。思ったよりディープで複雑なエリアですが、沖縄の奥深さも新たに感じることができました。

それでは！

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