[社会課題解決]"と"の力を活かすことを考えてみた。

こんにちは、katsuです。

先日、参加しているビジネススクールで「渋澤 健」さんの講演を聞きました。非常にインスパイアされましたので、備忘録として投稿したいと思います。

渋澤 健さんは、渋沢栄一の5代目子孫として生まれ、「コモンズ投信」を創業して、SDGs達成のためのエコ投資（インパクト投資）を実現しようとしている方です。
①"と"の力講演で一番印象に残ったのが、このキーワードです。問題や課題を解決するとき、普通は"か(or)"の力で解こうとします。二者択一の考え方です。一方”と(and)"の考え方は、組み合わせや掛け合わせという思考です。
選別・区別して判断していく、物事を進めていくには"か(or)"の力は必要です。
一方、SDGsを2030年まで達成したり、イノベーションを創発するためには、異分子・矛盾・無駄を切り捨てる"か"の力だけでは新たな創造は起こりません。
対して"と"の力は、異分子、矛盾や無駄なものを繋げるようにします。今回参加しているスクールのテーマである「ビジネス」と「社会課題」も普通に考えたら一緒に進めるのは無理っぽい、二つの要素です。
しかし、それらを"と"の力を使い続けていると、ポジティブな化学反応の原料になり、新しいクリエーション（イノベーション）を生み出す力になります。
という考え方です。
法政大学院で学んだ「イノベーション」や「アイデア」も"2つの技術・仕組みなどの結合"によって生み出されるという概念でしたので、この ”と"の力 という考え方は、クリエイティブな思考が求められるこれからのビジネスシーンにおいて、とても重要だな、と思いました。

②「やりたい/できる」の実現
「できる/できない」と「やりたい/やりたくない」を軸に4つの領域に分けると以下のようになります。もちろん右上の「やりたい/できる」領域がベストポジションです。

問題は、右下の「やりたくない/できる」と「やりたい/できない」領域についての考え方です。渋澤さんは、どちらを優先にするかという明確な答えは明示していませんが、世の中を変えていくには、「やりたい/やりたくない」軸を使うことの重要性を説いています。できないことでも、やりたいという情熱を持って行動することで、いつのまにか「できる」に移行することが多々あるからです。
個人的には、「やりたい」を具現化するためのロードマップを考えるのが良いのではと感じました。新しいことができないのは当然なので、「情報を整理する」「必要なスキルを身につける」「できる人に協力を求める」など、前に進めていくことで、やりたいことを実現できたら楽しいですからね！





それでは！
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