[2014年6月の回顧録]
こんにちは、katsuです。
パリ経由で、ローマのフィウミチーノ空港(別称:レオナルドダヴィンチ国際空港)に到着し、タクシーでローマ市街にあるホテルに向かったのですが
ホントに突然、本当に唐突に目の前に「コロッセオ」が視界に入り、度肝を抜かれたのを鮮烈に覚えています。あの、世界史で学んだコロッセオが、タクシーの前窓に突然現れたのですから。
コロッセオは、紀元後80年につくられたローマ世界最大の円形闘技場で、ティトゥス帝の時代に完成し、剣闘士同士や剣闘士と猛獣との格闘などを公開する市民の娯楽の場だったようです。
5世紀に入ると、ホノリウス帝によって闘技会は全面的に禁止され、その後ローマ帝国が崩壊すると、コロッセオも忘れ去られた存在となりました。
中世にはコロッセオに使用されていた大理石が建築資材として持ち出され荒廃しますが、19世紀に発掘調査が始まると、その歴史的価値が認められ、保護されるようになったそうです。
今では考えられない野蛮な催しですが、遺跡となった今、そのような血生臭さを感じることはありませんでしたが。
コロッセオの内部です。当時は、アリーナ(床)に、厚い木の板を使っていたようですが、現在は床の下にある地下通路と地下檻の後が見受けられます。
地下檻は、闘技会に出場する猛獣を飼育していたようです。
地下から闘技場に出る時、闘技士はどのような気持ちだったのでしょうか?
倒壊してしまった石柱は、今は観光客が休憩するベンチ替わりになっています。日陰になっているので休むのにちょうどいいスペースでした(笑)
それでは!
(参考:『くわしく学ぶ世界遺産300(マイナビ出版)』、『るるぶイタリア(JTBパブリッシング)』
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